沈降分離法について
排水の上方への流れ速度(槽内に流入時における水面の上昇速度):VW
粒子の真の沈降速度(分離したフロック):VP
沈降分離が行われるためには、見掛けの沈降速度が正(VP>VW)でなければならない。
つまり、上方への流れ速度以上の沈降速度が要求され、この条件を満たさない限り、粒子が沈降することはありえない。
※沈降分離の処理効率は槽内容積には無関係で、
表面積の大小に比例する。
例えば、5m×5m×5mの槽に毎分2tの濁水が流入する時、この槽のにおける1分間の上方への流れ速度は8cm。
5m×5m×1m=25m3
25m3=25,000リットル=25t
2t÷25t=0.08
従って、この条件の場合は1分間に8cm以上の沈降速度を持つ粒子しか沈降しない。

資料提供:南開工業吉田事業所
